僕が田園コンサートin立山を開催する理由

【僕が田園コンサートin立山を開催する理由】


7月1日(日)第10回で田園コンサートを無事開催することができました。来場者は100名を越え、バザー出品者やスタッフ20名を合わせて、本当に多くの方に関わっていただきました。すべての方に心より感謝いたします。

僕がこのコンサートを始めたのは、この立山の里山にある陶農館という施設で、「人と人のつながりの場」を作り出したいという想いでした。ここ立山の新瀬戸地区を考えたとき、この施設は外の世界とをつなぐ大きな「資源」。ただ僕が着任した2年前には、この「ハード」はあまり効果的な使われ方をしていませんでした。もちろん陶芸体験施設なのですが、まずは多くの方にこの施設を知ってほしかった。

そんな想いで2年前にコンサートという「ソフト」を開催しはじめましたが、3.11の震災後にはチャリティという意味も加わりました。今回で支援コンサートとしては7回目となり...ました。今まで約30万円を復興支援に寄付させていただいています。今回のコンサートの収益全額およびバザーの収益の一部の合計55,500円も、前回までと同様に岩手県陸前高田市の子育て支援サークル「きらりん☆きっず」さんに支援させていただきます。

コンサートを重ねるにつれ、地元の方がバザーの野菜をもちこんでくれたり、コーヒーの販売の手伝いをしてくれるようになりました。地元新瀬戸の竹林整備の竹を乳酸菌発酵させた「福竹茶」を開発した野沢さんが試飲を提供してくれたり、知的障害者支援NPO「きらり」さんが野菜や果物を持ち込んでくれるようにもなりました

そして今年の4月には、地元の越中瀬戸焼の陶芸家の方が合同で「越中瀬戸焼かなくれ会陶芸展」を陶農館で開催してくれました。もちろんこれはコンサートとは直接関係はないことです。ただ陶芸家の方に、「君がやってきたことが、なんらかのきっかけになった」に言われたときは、めちゃくちゃ嬉しかった。

さらに今回は運営スタッフとして、ジョブトレーニングを受けている若者達7名が関わってくれました。彼らはみんなかなり苦しい時期を過ごした若者達です。彼らがここに来ることで、何かのきっかけをつかんでもらえたらとても嬉しい。

いま、このコンサートを通して、つながりの機会が少しずつ広がってきた、そう強く実感しています。僕は日本に帰ってきて以来、こころある社会作りに貢献できたらと思ってきました。そこにあるキーワードは、「地域資源」、「参加」、そして「つながり」。このコンサートは本当にスモールスケールですが、少し自分の想いを具現化できたかなと感じています。

まだ次回のコンサートの予定は未定ですが、他にも毎週木曜日のみんなの畑、毎週金曜日のノルディックウォーク、そしてこの夏にはキッズひまわり迷路もオープンします。もちろんどなたでも参加できます。

皆さんにここ新瀬戸に足を運んでいただけると嬉しいです。

小島 路生