「トラベルレストランin富山」ツアーをおもてなし Vol.3 スピリチュアルな立山

「トラベルレストランin富山」ツアーのご報告3回目です。

 

立山町最後の訪問地は、芦峅寺です。この立山の一番山奥にある芦峅寺は、過去1000年以上に渡って継続してきた「立山信仰」の中心の宗教村落でした。立山は立山黒部アルペンルートとして有名ですが、そのもう一つの顔は立山を舞台とした浄土と極楽の世界「立山信仰」の舞台です。この立山の一面を、東京から訪れていただいた方に是非知っていただきたいと思いました。

 

まずは立山信仰の中枢である芦峅雄山神社を訪問。雪の神社の杉並木はまさに荘厳。

 

雄山神社の杉並木
雄山神社の杉並木

こちらの祈願殿で神主の佐伯睦麿さんから、奈良時代佐伯有若佐伯有頼親子による立山信仰の開山伝説のお話をお聞きしました。佐伯さんの口上は滑らかで、伝説の舞台が目に浮かぶよう。ちなみにこの佐伯さん、以前は会社員もされていたのですが、この神社を継いで行こうと神主として戻ってこられたそうです。

 

佐伯史麿さんの講話
佐伯史麿さんの講話

続いて隣接した立山博物館の見学。こちらは立山のこと、そして立山信仰を知るには一番良い場所です。特に立山信仰の浄土と極楽を描いた「立山曼荼羅」が展示されています。こちらでは学芸員の加藤さんに、展示を説明していただきました。

 

立山博物館学芸員の加藤さん
立山博物館学芸員の加藤さん

次にまたそのお隣の教算坊という宿坊を復元した施設にて、地元芦峅寺の婦人会の方に料理していただいた郷土料理をいただきました。山菜と野菜がたくさん入った「つぼ煮」、ヨモギのお餅を焼いた「やきつけ」、そして小さなジャガイモ料理の「かっつる」。どれもここ芦峅寺独特のもので、とてもおいしかった。料理していただいた佐伯照代さんをはじめ、皆さん本当にありがとうございました。

頂いた郷土料理
頂いた郷土料理

その郷土料理を食べながら、最後は地元出身の若き仲語(宗教的山岳ガイド)、四代目平蔵の佐伯知彦さんに、立山曼荼羅の世界を紐解いていただきました。この佐伯知彦さんは、この立山信仰をもう一度多くの方に知ってほしいと、仲語として立山を案内している方です。ぜひがんばってほしい。応援しています。

 

若き仲語・佐伯知彦さん(中央)
若き仲語・佐伯知彦さん(中央)

ディープな立山の精神世界に浸った後、芦峅を後にしたツアー参加者は、東京に戻られるため、富山空港に向かいました。東京から来られた方に、何かこころに残れば、立山という土地を覚えていただければ、そう思いこの3日間のツアーを受け入れました。空港で皆さんの満足しているお顔を拝見し、準備した側として爽快な気持ちがしまいした。

 

富山空港にて参加者の方とお別れ
富山空港にて参加者の方とお別れ

この3日間のツアーを受け入れるにあたり、立山のいろいろな方にいろいろな無茶なお頼みをしました。その私のお願いを快く受けていただいた立山の皆様、本当にありがとうございました。つくづくこころが広い方が住む土地だと感じました。

 

この立山ツアー、今後も行っていきたいと思っています。興味がある方は、私までご連絡をしてください。皆さんも立山にいらっしゃいませんか?

 

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富山県立山町「地域おこし協力隊」

小島 路生

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