第5回援農ボランティア! DNAに響いた古代米の稲刈り

今年8月から始めた、がんばっている農家さんをボランティアと一緒に手助けする「援農ボランティア」。今回911日土曜日が第5回目となりました。

 

私が援農ボランティアを始めたのは、この立山町と町の外の方との新たな架け橋をつくりたいから。多くの人に立山町に来てもらって農作業を経験してもらいたい。この立山町でがんばっている農家さんのことを知ってもらいたい。新たな人のつながりをつくりたい。そして、この立山の里山の時間と空間を、多くの方に経験してほしいからです。

 

今回の参加者は私を含めて6名。ツイッターで知り合った、富山市の林ファミリーの3名。旦那さんが立山町出身というご縁から、ツイッターでフォローさせていただいているうちに、奥さんと中3の娘さんとともに、家族で立山町に遊びに来ていただいていました。家族で幸せ探検をする「ニコニコ隊」を結成している素敵な御一家です。

 

もう一組は、私の青年海外協力隊の後輩で、立山町出身の坂下静香さん。彼女と私はホンジュラスで始めてお会いして、今年立山町で再会しました。そしてその坂下さんの友人で、「稲刈りをしたい」と参加してくれたコートジボアール人のタキさん。日本在住7年の28歳。新潟の大学院で遺伝子工学を専攻した後、現在、滑川の化粧品会社の研究職についています。日本語も完璧です。日本でがんばっている好青年です。

作業前の参加者、やる気まんまんです。
作業前の参加者、やる気まんまんです。

受け入れをしていただく農家は、毎度お世話になっている藤畑さん。本日は古代米の稲刈りを、鎌を使って行うことになりました。地域活性化と新瀬戸小学校の子供達の農業体験のために、古代米を作っている藤畑さんは、お米も有機減農薬で作られています。

7種類の古代米の田んぼ、虹色です。
7種類の古代米の田んぼ、虹色です。

9時からの田んぼに集まった4名の農家さんと6名のボランティア。天気にも恵まれ、ボランティアは意気揚々と田んぼに入り、稲刈りを始めました。最初に藤畑さんから、稲刈りの仕方と、「はさがけ」(稲を乾燥させること)のために刈った稲をワラで縛る方法を教えていただきました。刈ることは簡単にできたのですが、非常に難しかったのがワラで稲を縛るところ。農家さんは、「昔はみんな手で刈ったっちゃ」と、いとも簡単にワラをまとめ縛りつけていきます。私達素人6人組は悪戦苦闘。しっかり縛らないとはさがけのときに落ちてしまうので、何度も農家さんに教えてもらいながら、なんとか縛れるようになってきました。

林ファミリー、素敵な御一家です
林ファミリー、素敵な御一家です

林ファミリーもタキ君も楽しそうに稲を刈っていっています。なんとも大変な作業です。昔の農家の方は、あんな広大な田んぼをみんな手で刈っていたかと思うと、頭が下がります。気温も上がってきて、全身から汗が噴き出してきます。100メートルの田んぼのたった一列を6人で刈っただけで休憩。木陰がうれしい。全身が水を欲しています。

コートジボアール人のタキ君
コートジボアール人のタキ君

その後、作業を再開すると、先ほどよりみんな要領がよくなってきて、進み方がずいぶん早くなってきました。一列刈り、そしてもう2列刈ったところで、もう一度休憩を取りました。そしてもう一回がんばって2列刈ったところで、3時間余りの稲刈り終了。かなりクタクタになりましたが、それでいて何とも言えない爽快感を感じました。

 

この鎌での稲刈りという作業は、日本人が何千年もの間、ずっとずっと続けてきた作業です。自分の中の日本人という農耕民族のDNAが、アクティブに反応し響いているのを感じました。作業後に、みんなで農道に寝そべり、見上げた青い空が美しかった。

横になると気持ちよかった!
横になると気持ちよかった!

お昼は農家さんの藤畑さんご家族に用意していただきました。もちろん藤畑さんが作られているお米を使っています。古代米のおにぎりが、おいしかった!また藤畑さんのお宅で作られた古代米の米粉入りパンもいただきました。これがまたしっとりしていい味なのです。参加者は農家さんのお宅で農家さんが作ったものをいただくという最高の贅沢に大満足。参加者は大きな笑顔。藤畑さんも笑顔。コートジボアール人のタキ君も笑顔。なんだかいい光景だなあ。午後、はさがけを行い、作業終了。本当に充実した一日でした。

 

まだまだ多くの人に、立山の農作業の現場を見てほしいな。農家さんと直接、話をしてほしい。これからも、どしどし「援農ボランティアin立山」への参加をお待ちしています!9月と10月の援農ボランティア、いつでもどなたでも、オーダーメードでお受けいたします。

 

ところで別企画ですが、923日の秋分の日、午後2時から立山の陶農館で「登り窯で自分の作品焼きませんかin立山!」を行います。この日に作品を作りますと、1016日に予定されている陶農館の登り窯の窯焼きに、ご自分の作品を入れられます!会費1500円です。参加者募集です!どなたでも歓迎。お子さんも大歓迎です!

 

みなさん、立山にいらっしゃいませんか?