「移住交流事業の先進地」岐阜県郡上八幡に行ってきました

一週間ぶりのグログ更新です。先週末から3日間、郡上おどりで有名な岐阜県郡上八幡に行ってきました。訪問の目的は郡上市交流・移住推進協議会の方に、郡上市の移住交流事業に関する活動の様子やお聞きすることでした。

左端が小林さん
左端が小林さん

お会いしたのは協議会事務局の小林さん。もともとは千葉のご出身で、東京でメディア関係の仕事をなさっていたそうですが、岐阜県立森林文化アカデミーに入学するため、一昨年岐阜に移住されました。昨年からこの協議会事務局に勤められ、移住交流事業のコーディネートや郡上市のPRのお仕事をなされています。とてもフレンドリーな小林さんは、私にとって移住者の先輩であるとともに、私の妻と高校の同級生ということが発覚し話しが弾みました。

 

お話しをお聞きしていて興味を惹かれたのが、郡上市交流・移住促進協議会が郡上市役所、商工会、観光連盟、森林組合や交流事業をおこなうNPOや財団など合わせて14団体が合同で設立した組織だということです。郡上の魅力をみんなでPRしていこうという心意気が感じられます。

小林さんには、八幡町を案内していただきました。古い木造の町並みが残り、そのなかに用水の流れる音が聞こえる、とても風流で趣深い街でした。400年の歴史を持つ藍染のお店や、県知事賞を受賞した「そば粉シフォンケーキ」を出す雑穀屋さんなど、興味が引かれるお店もたくさんありました。ずっとのんびり散歩していたくなる街です。

移住者用短期滞在施設
移住者用短期滞在施設

滞在は郡上市明宝二間手にある、短期滞在者用住宅にさせていただきました。この地区では、16世帯の有志が「ふるさと栃尾里山倶楽部」を結成し、空き家であった100年を超える古民家を自分たちで改修し、移住者向けの短期滞在用住宅として貸し出しています。今年からは「栃尾里人塾」を立ち上げ、5月から9月の間、毎月一回、森と農と自然エネルギーをテーマにした里山塾を開設されます。とてもがんばっている地区で、こちらも活力をいただきました。

「山と川の学校」三島校長
「山と川の学校」三島校長

翌日は、子どもだけの自然体験旅行「冒険Kid’s」を行っている、郡上八幡「山と川の学校」を訪問しました。まったくアポなしで訪問したのですが、三島校長自らが私たちにお話をしていただきました。ユニークであったのが、もともと15年ほど前、駐車場などの遮断機を作る会社であった「パブリックシステム株式会社」が、企業内起業として行ったのが、「山と川の学校」だったそうです。現在は生協などとも提携し、名古屋からを中心に年間2万人を超える子供が山と川を使った自然学校に参加しています。私が訪れた日も、観光バス2台から子供達が降りてきて、早速まき割りの授業を受けていました。3年前からは、「農と暮らしの学校」という農業学習企画を始めています。その企画では、年間を通して山菜摘みや田植え、お茶摘み、野菜作り、蕎麦打ち、雪遊びなど様々な里山の暮らしを体験する講座が組まれています。それらの活動で収益をしっかり出し、継続性を確保していることに驚かされます。15年間の努力とともに経験と学びの積み上げを感じさせる学校でした。

 

ここ八幡町で行われる「郡上おどり」は、夏の期間に33日も盆踊りが催されます。それも813日からの4日間は徹夜おどりが行われます。山と水に囲まれ伝統文化が息づくとても素敵な街でした。

 

それにしても、がんばっているな郡上八幡。立山もがんばっていこう!