生まれてはじめての田植え

ゴールデンウィークが過ぎ、いきなり暑くなってきたここ立山です。遠くから見ても、立山連峰の雪も少なくなってきたのがわかります。今日の富山の気温は30度を超えることが予想され、10日ほど前にはまだ朝にストーブを使っていたことが、信じられない気候になりました。

古代米を栽培する藤畑さん
古代米を栽培する藤畑さん

本日は新瀬戸小学校の子供達とともに、古代米の田植えを行ってきました。いつもお世話になっている古代米の栽培を手がける農家、藤畑さんの指導のもと、敬老会の方にも指導役として参加していただきました。今回田植えされる古代米の苗は7種類。子供達24名に加え、先生方9名、そして地区の方々約15名、そして地元のチューリップTVやケーブルテレビ、地元新聞の記者さんも加えて、賑やかな雰囲気のなか田植えが行われました。

実は私は田んぼに入ることも、田植えをすることも生まれて初めて。東京生まれ、横浜の新興住宅地育ちの私には、田んぼとの接点がいままではまったくありませんでした。雨用の長靴をはいていったら、「こんなの使い物にならん」と一蹴され、素足で田んぼに入りました。田んぼに入っての初めての感想は、「本当にグニュグニュなんだ」というもので、何とも気持ちが良かったです。

藤畑さんの指導では、「3本の指で苗を3本取り植え、それを最後にクイィとひねることがポイント」とのことですが、なかなかうまくいきません。3本の苗をうまく取れることができないなど悪戦苦闘をしていると、「なんか不思議な植え方しているな」と、藤畑さんが自ら手本を見せてくださいました。「指で穴を開け、最後に穴の側面に苗をくっつけるにひねるんだ」というと、手際よく正確に苗を植えていかれます。良き手本を見せていただいた後は、私もなんとかポイントがわかり、それなりに苗を植えていくことができました。最後には藤畑さんに「小学生一人分くらいの戦力にはなったわい」とおっしゃっていただきました。勝手ながら、初めてにしては上出来とさせていただきましょう。

小学生はというと、これまた悪戦苦闘。特に低学年の子供達は、転んで泥だらけになったり、足が抜けなくなったりと、あちこちから歓声があがります。高学年は去年も行ったせいか、さすがに慣れたもので、既に米どころの子供として風格があります。地区の敬老会の方にお話しをお聞きすると、「20年くらい前までは、すべて手で苗を植えていたんじゃ。一家総出で小学校5年生から手伝いをさせられた。朝の5時から始まって、夕方6時まで続いたんだ」。機械化される前は、田植えは本当に重労働だったのです。それでも敬老会の方々は久々の手植えを、懐かしむようにそして楽しむように慣れた手つきで進めていらっしゃりました。

今回植えられた古代米は、小学校の子供たちと6月に除草を行い、秋には手で収穫され脱穀されます。その古代米でお餅をつくり「収穫祭」を行う予定です。古代米の田んぼは、赤や緑、黒などの穂を出し、他の田んぼとその色も違ってくるそうです。虹色に彩られた田んぼを見ることが、今からでも楽しみです。それにしても何日もかかって準備された藤畑さん、そして付き添われた地区の敬老会の皆様と先生方、本当にご苦労様でした。富山の最高気温は本日32度、それにしても暑い一日だった。

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コメント: 1
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    Jeffrey (月曜日, 23 7月 2012 07:29)

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