活動通信を持って地区の全220家屋を回ろう!

今日は朝から私の協力隊活動を地区の方にお知らせする「協力隊通信:立山こころビレッジ」の作成。自己紹介を兼ねて、ご挨拶と「いままで何をしてきたのか」、「どうして地域おこし協力隊に参加したのか」、「どういう活動をしていきたいのか」を一枚にまとめました。その通信をもって、午後からは挨拶まわりをしてきました。実はこの活動、ツイッターで知り合った、愛媛県西予市の集落応援隊、ますいさんの活動を参考にさせていただきました。ますいさんも私と同じく横浜市出身で、またこれも同じく今年4月に着任し、まず協力隊通信を片手に集落周りをされています。

私は区長や民生委員などの有力者への挨拶周りは、着任初日に地区の方と一緒に行ったのですが、まだ他の方々とゆっくりお話しがする機会がありませんでした。そのためにもまずは、一軒一軒自分で歩いてあいさつ回りをしなければと感じていました。もちろん区長の方に「この通信を地区の全員に配ってください」とお頼みすれば、すぐに配布してもらえるのですが、これではつまらない!それなら新瀬戸地区の全219家屋に、協力隊通信を自分で歩いて配達してみようと思いたちました。

 

さっそく午後から挨拶周りスタート。初日の成果は12軒に配布し、そのうち8軒が在宅でした。平日の昼過ぎのことであり、在宅の方は女性と高齢者が多い。12軒目の60歳ほどのご夫妻が、お宅でお茶に招待していただき、そのまま2時間もこの地区のことを話していただきました。その夫妻の方がおっしゃっていたのは、ここの地区の同年代の方の一番の心配は、町や病院、スーパーなどへのアクセスの問題。今は皆さん自分で運転されているのですが、これから5年、10年も経つと運転に不安が出てくるとおっしゃっていました。冬の雪のなかでは尚更です。現在では町営バスが一日に2、3本運行されていて、またスーパーが一日に一便、買い物バスを巡回させていますが、利用者はあまり多くはありません。もし本当に運転ができなくなったときに、それらのバスが存続しているかどうか、これは非常に大きな潜在的な恐怖感があるとおっしゃっていました。

また同じく多くの方が、5年から10年後に自分の体が思うようにならない場合、もし例えば蛍光灯の電気を誰が替えてくれるのか、そのような生活支援の心配もなさっていると教えていただきました。確かにそのとおり。いちいち電気会社にそのようなことを頼めません。いままでは、まだ家族も近くに住んでいることも多く、まだ頼れる人がいたのかもしれません。ただこれからはそれも難しくなってくる。うーん、なるほど。

 

そのような問題には、これからこの地区でも更に表面化されてくると思います。過疎地にはやはり過疎地の問題があります。いまの日本で豊かな自然環境と便利さ、この二つはなかなか両立しないものです。何とかできないか。僕一人でもできることだけれど、それを地区の活動として組織化できないか。そのことを考え続けた一日でした。