立山町新瀬戸小学校の授業はすごい!

本日4月24日土曜日に、私が住んでいる地区にある立山町立新瀬戸小学校で、授業参観が行われました。私は小学校の生徒の父兄でも父母でもないのですが、この全校生徒24名の小学校の授業がどうようなものか知りたくて、校長先生に参加をお願いしたところ、快諾していただきました。私は以前、国際協力機構やユニセフなどの仕事の関係で、インドネシアやグアテマラなど発展途上国の小学校の教室を頻繁に見学していたのですが、なかなか日本の小学校を視察する機会がありませんでした。

一年生の授業風景
一年生の授業風景

この新瀬戸小学校には、教職員9名、そして1年生から6年生まで5名、5名、3名、4名、4名、3名という構成です。1年生と2年生は各クラスに担任がつきますが、3年生と4年生、そして5年生と6年生は複式学級となっています。そのクラスを、授業参観の時間内に順々に見学させていただきました。第一印象としては、「どのクラスの子供達もしっかり意見を言って、堂々としているな」ということでした。生徒の数が少なく、日ごろから発言をする機会が多いからでしょうか、この授業参観の日でも子供達全員が大きな声で自分の意見を言っている姿に、素直に「すごいな」と思いました。そしてどの先生方も、子供達の意見を言いやすいようにさりげなくフォローしています。そして、人数が少ないこともあり、子供の全ての行動に先生の手が届いています。プロの教師の姿を見せていただきました。

2年生の授業風景
2年生の授業風景

私が気になっていたのは、複式学級に関してです。杉田教頭先生にお聞きすると、「複式学級も子供に良い影響が多いです。下の学年は、上の学年と日ごろから触れ合い、意見を交換することで、いち早く成長しています。上の学年は、下の学年の面倒を見る意識が自然に生まれます」とのことです。なるほど、先生には技術的な工夫が必要となりますが、複式学級にも良い影響があることを知りました。

3・4年生の授業風景
3・4年生の授業風景

以前にも書きましたが、この学校は伝統芸能である「池田浄瑠璃」や「古代米の栽培」など、ユニークな活動をたくさん行っています。また英語活動は、5年生6年生だけではなく、全校生徒が取り組んでいます。嶋田校長先生は、「英語活動は、ただ英語が話せるようになることを目的にはしていません。英語学習を通して、言葉の垣根を乗り越える、そして自分から話をするというコミュニケーション能力を育てることを目的としています」と、おっしゃっていました。まさにそのとおり!今までの仕事上、早期英語学習の必要性を痛感している私としては、涙がでるほど嬉しいご意見でした。

5・6年生の授業風景
5・6年生の授業風景

純粋にこの小学校で育っている子供達が、羨ましいと思いました。そして一人の親として、自分の子供をこの学校の授業に受けさせたいとも思いました。いま日本中の小学校で、学級崩壊やモンスターペアレンツ、教師の不祥事などあまりいい話題が上りませんが、本当にがんばっている先生方がいるということを知ることができました。先生方は、学習指導要領の改訂による授業内容の増加や変更などに対応し、非常に大変な状況であると思います。この学校を応援させていただくとともに、私にできることはこれから手伝わせていただこうと思います。